第28回 岡山県理学療法士学会

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大会長挨拶

第28回岡山県理学療法士学会 開催にあたって
この度、令和5年6月25日(日)に第28回岡山県理学療法士学会を津山市美作大学に於いて開催させて頂くことになりました。岡山県の理学療法士も2,000名を優に超え、地域事業への参加など業務は多岐に渡っています。
更に令和4年の参議院選挙では理学療法士の組織代表を国政に送り出すことができませんでした。これにより今後の医療・介護の報酬においては、私たち理学療法士にとって非常に厳しい状況になることが予想されます。
しかし、日々業務の中で患者・利用者は途切れることなく私たち理学療法士に期待して理学療法を受けてくれています。この理学療法という責任ある業務を行う上でいつまでも下を向いていては何も始まりません。こんな時だからこそ理学療法士1人1人が結果を出し続け、社会から絶対的に必要なものであり続けなければないと感じております。
そこで、今回の学会テーマはシンプルに「やるべきこと・できること」としました。4つの特別講演では、普段の臨床でもっとできることや、やるべきことを各分野のトップランナーの先生にご講義頂くこととしました。

 本学会の特別講演では脳卒中の分野から千里リハビリテーション病院副院長の吉尾雅春先生、運動器の分野から広島国際大学の木藤伸宏先生、スポーツ分野から日本女子体育大学健康管理センターの板倉尚子先生、生活期・地域リハビリテーションの分野から霞ヶ関南病院の岡野英樹先生にご講演頂きます。皆様もご存知のとおり各先生方ともその分野では非常にご高名な先生方であり素晴らしい講演をお聞かせ頂けると思います。また、各特別講演内で2例の症例発表について講師の先生にコメントいただきご参加の皆様と活発な意見交換が行われることを切に願っております。

 最後に、コロナ禍となり3年が経過し、社会全体が行動制限を緩和していく中で本学会も講師の先生方の熱を直接感じて頂きたく対面のみの開催に向けて準備をしております。今回の学会開催地の津山市は県南からやや遠方ではございますが、多くの方に参加して頂くことを心よりお待ちしております。本学会を通じて私たち理学療法士が未来に向けて“やるべきこと・できること”の一助となれば幸いです。

第28回岡山県理学療法士学会
大会長  初岡 寛幸

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2022/01/31
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